魚がつなげる絆

マグロも釣れる湘南の海

小田原
今回は、プロアングラーの児島玲子さんにお話を伺いたいと思います。早速なんですが、今回、Feel SHONAN平塚漁港で秋祭りのイベントに参加されてどうでしたか。
児島さん
私はいろんなところで釣りのイベントを1年中通して開催しているんですけど、今回は特にビギナーの方であったり、お子さんであったり、釣りを初めて体験するという方がすごく多くて、そういう方たちの初めて釣った感動が、自分のことのように感じられて、すごく嬉しくて楽しかったです。
小田原
しかも今日はお天気も良くて釣り日和でしたよね。
児島さん
本当に天候に恵まれて、海もすごく穏やかだったので。今回参加したお子さんたちにしても、誰1人として船酔いもなく、最後までみんな一生懸命頑張っていましたよ。
小田原
それはすごい。今、お子さんとかビギナーの方が多く参加していらっしゃったという話なんですけど、そういう方でも魚釣れてましたか?
児島さん
釣れてました。今回狙いにしていたアジとかサバとか、それ以外の魚も含めていろいろ釣れていましたよ。
小田原
そうなんですね。私今日は地引網体験の方に参加させてもらったんですけど、そちらでもアジが釣れていて、平塚の海はアジが有名なんですか?
児島さん
そうですね、平塚の海っていうと実は非常に魚の種類が多くて、アジとかサバもいるんですけど、沿岸部ではシロギスとか、今の時期はアマダイ、それから沖の方に出ると夏から秋にかけてはマグロなんかも回遊してきたり。
小田原
マグロですか!
児島さん
本当に小さい魚から巨大な魚まで、いろんな魚が釣れるので。
小田原
児島さんは大きい魚も釣ることはあるんですか?
児島さん
あります。
小田原
こんなに細いのに。
児島さん
そんなことないですけど。実際に今年もこの湘南の海でマグロを。私が釣ったのは24キロぐらいだったと思うんですけど。
小田原
そんな大きいの!それは一人で持ち上げるんですか?
児島さん
一人で。
小田原
すごいですね。
児島さん
今、女性の釣りをする方も結構多くて、是非機会があったらやってみてください。

児島さんインタビュー写真2

釣りはカワイイ!

小田原
児島さんはプロアングラーということですけど、普段はどういった活動をされているんですか?
児島さん
普段は釣りの番組とか釣り雑誌とか、そういったところで釣りの啓蒙活動であるとか、後はこういう釣り教室みたいなイベントも全国で開催したり、具体的にいうと番組や雑誌がメインなんですけど。目的としては、釣りを通じて自然を大切にする心だったりとか、生き物に対する思いやりとか、そういったことを伝えていけたらと思っています。
小田原
素晴らしいです。釣りに興味を持たれたのはいつ頃からなんですか?
児島さん
10代最後の頃にアウトドアの番組をやっていて、その中で釣りもアウトドアスポーツのひとつとして体験して、そこからどっぷりはまって。
小田原
女性のプロアングラーの方って珍しいのかなという印象で、結構男性のスポーツという印象があるんですけど、児島さんのような若い女性の方でも最近は増えていってるんですね。
児島さん
すごく増えてます。私もそんな若くないんですけど(笑)、でも今若い女性もすごく多くて、私が釣りを始めた時は本当に釣り人口の1%いるかいないかって言われていたんですけど、最近は結構女性で釣りをする方も多く、今日のイベントに関しても、半数まではいかないんですけど親子でお母さんがいらっしゃったり、お子さんでお嬢さんがいらっしゃったりとか、3分の1以上女性だったと思います。
小田原
そうですよね。私もお見かけしたところすごい女性の方が多くて。あと、釣りのファッションも皆さん楽しんでますよね。
児島さん
そうですね。各メーカーから女性モノの釣りのウェアが出ているので、結構華やかなカラフルなものが増えてきていますね。
小田原
児島さんもすごいカワイイの着ていらしゃって。
児島さん
ありがとうございます(笑)。今はもう暑くて何にも色味のないものになっちゃったんですけど、今日はピンクのウェアを着させてもらっていました。
小田原
遠目で拝見させていただいて、釣りのイメージが変わりました。ああいう華やかな衣装とかもあるんだったら入りやすいなと思いました。
児島さん
そうですね。随分ファッションも変わってきたし、釣りのスタイルとしても幅が増えてきていて、とてもスタイリッシュでスポーティーなものとか。釣りっていうとなんとなく臭いとか汚いとか、そういうイメージを持たれる方も多いんですけど、でも実際にはすごくアグレッシブでスポーティーで、餌を使わないものとかもいろんな種類があるんですよね。
小田原
今いろいろなお話を聞いただけでも、いいな羨ましいなって思いました。
児島さん
次回は是非参加してください。

児島さんインタビュー写真2

仲間ができることが一番の魅力

小田原
児島さんにとっての釣りの魅力は?
児島さん
一言で表せないぐらい沢山あって。もちろん魚の引きとか、大きい魚が釣れるとか、釣り自体の魅力もあるんですけど、季節を肌で感じたりとか、あとは食べるっていうこともすごく楽しみですよね。そんな中で私にとっての一番の魅力は、釣りをしてると仲間が増えること。釣りって日によって辛い日もあったり、今日はすごい天気良かったんですけど、雨に降られたり、いろんな1日1日の思い出が、同じ湘南に来ても毎回違うんですよ。そういうのを一緒に過ごした仲間って、なんかこう深い絆が生まれるんです。
小田原
私もこないだヨットに乗せていただいた時に、海の上に行くと静かな世界で心も落ち着いて、仲間とゆっくり話せたりできるなって思いました。
児島さん
釣り向いてるかもしれないですよ。
小田原
私結構待つの好きなので、地道な作業とか好きなので良いかもしれないです。
児島さん
釣りって待つような退屈なイメージがあったりするんですけど、実は同じことやってるようで釣り人って釣れない時にいろいろ何かを変えたり工夫したり、どちらかというとせっかちな人の方が向いていたりするんですよ。
小田原
私せっかちじゃない(笑)
児島さん
でもいろんな種類があるんで、ゆっくり楽しみたい釣りもあるし、そうやってアグレッシブに攻撃的な攻め方をした方が釣れる釣りもあるので、のんびり楽しみたいという方にはそういう釣りもあるので是非。
小田原
教えていただきたいなってすごく思います。今、いろんなマリンスポーツに挑戦していて新しいことをたくさんしているんですけど、釣りはまだ手を出せていたいので。釣りはどの辺りでよくされているんですか?
児島さん
地域としてはこの相模湾と東京湾っていうのが、私は横浜に住んでいるので自分のホームグランドって感じですね。ただ、日本全国釣れる魚が違かったりするので、遠征も行っていて沖縄から北海道まで、後は海外とかにも釣りにも行きます。
小田原
私そういうのテレビとかでよく拝見するんですけど、海外で釣れた大きい魚を写真で撮ってたりとかするじゃないですか。あれって持ち帰るんですか?
児島さん
持って帰れるんですよ結構。でも重量の問題とかそういったものはあるんですけど、でも結構日本の方だと、カナダに行って鮭とかそういうものを持って帰る方はいますよね。
小田原
さっきおっしゃっていた25キロの鮪とかも持って帰るの大変じゃないですか?
児島さん
宅急便で送ったりとか。
小田原
25キロも食べれるって嬉しいですよね。
児島さん
近所に分けたりして。やっぱりそういうのがあるんで、釣った自分の楽しみもあるし、私の周りの人が私が釣ってくると喜んでもらえたり、魚がみんなを繋げるコミュニケーションの一つになっているような気がしますね。

児島さんインタビュー写真3

小田原
最後に、かながわシープロジェクトのメンバーとして、児島さんがFeel SHONANで今後やってみたいことは?
児島さん
湘南は私にとってホームグランドの海で、春は春のよさ、夏は夏のよさ、秋、冬って季節の移ろいがあって、日によって時間によって海の色も変わるし、凪いでる日もあればシケている日もあるんですけど、季節によって水の中は魚が変わってくるんですよね。季節によって回遊魚が入ってきたりとか。だから海を見るだけではなく、肌で感じて、釣りをして、海の中の感触も実際に味わって欲しいなと思います。
湘南の海は季節の移ろいがあって、黒潮の影響を受けてすごく魚の種類が多い、とても素晴らしい海なので、地元の方にはもっともっと知って欲しいし、県内だけじゃなくて県外または外国の方にも湘南の海の魅力というのを知ってもらえたらなと思います。
小田原
本当にそうですね。どんどん広がっていって欲しいなって思います。貴重なお話ありがとうございました。私は釣り初心者なんですけど、魚を見るのも好きで、食べるのも大好きなんですね。だから今度は一緒に釣りをしていただきたいなと、チャレンジしたいなと思いました。
児島さん
実はこの場所も釣った魚を持ち込んで食べさせてくれるらしいんですよ。平塚漁港の食堂。さばけない人は、そういったところで食べることもできますし、釣りたての魚っていうのは、どこのお寿司屋さんでもやっぱり港に朝市場に取りに行くので、前日が一番早いんですけど、私たち釣り人は、釣ったその日に食べることができるので、どうせだったら自分で釣って、自分で料理して食べるところまで全部感じてもらえたらなと思います。
小田原
とっても魅力的です。児島さんありがとうございました。
児島さん
ありがとうございました。

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平塚漁港の食堂

平塚漁港の食堂

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TEL:0463-86-6892
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